原爆忌
2007年 08月 06日
うちの子ども達が通っていた小学校の修学旅行は毎年広島でした。旅行の1~2ヶ月前から事前に戦争や原爆の事を勉強して出発するのです。そして帰ってからの授業参観に研究発表がありました。みんな真摯な態度で語り部の方から聞いた事や資料館で見たり感じたりした事を発表していました。最後に「広島のある国で」と云う歌をうたいます。3人いますので3回出席しましたが、3回ともここで泣いてしまいました。歌の内容もさることながら毎回子どもの真摯な態度に心打たれるのです。私は戦後に生まれ戦争は知りませんが父や母は戦争の怖さをよく話してくれました。母は学徒動員で女学校に居るときに京橋大空襲があり恐ろしい思いをして京橋駅を歩いて家に帰ったそうです。思い出すのも怖いと言ってました。私たち夫婦は広島に行った事がありませんでした、3年前の夏思い立って二人で行ってきました。原爆ドームを見て資料館を見学しゆったりと流れる川のほとりで今見てきた事を反芻して帰途につきました。日帰りの短い旅でしたがとても濃い旅でした。一介の主婦である私は大声で平和を叫ぶことはできませんが少なくとも家族(子どもたちや将来は孫たち)には平和の大切さを伝えていく義務があるといつも思っています。 ゆず。7月に雨が多かったのに今年は小ぶりで固そうです。
by Nicole-ay
| 2007-08-06 22:53
| 大切なもの、大切なこと